<< ただいま開催中 〜猪狩史幸の仕事展〜 | main | ごはん炊き土鍋 飯炊釜の保温カバー 入荷 >>
2014.01.31 Friday

小福ら?

 
漆掻き 猪狩史幸の仕事展 現在開催中

2月1日(土)最終日です



ZZZZZZZIMG_3221.JPG


「小福ら」。

猪狩さんが塗っている器のひとつで、こぶくら と読みます。
小福らは猪狩さんが住む岩手県北部の二戸(にのへ)地域に古くからある器で
昔はどぶろくを飲むために、この地域で採れた漆をこの地域で引いた木地に

塗って使っていた「酒器」なのだそうです。


猪狩さんは大と小の二種類を作っていて、大は酒器としては少々大きいと感じる大きさ、
小鉢と呼べそうなほどですが、どぶろくを飲んでいた、と聞けば納得。
手に取って眺めていると昔の人たちは白く濁ったいわゆる‘にごり酒’を
きっとワイルドに飲んでいたんだろうなぁ、などと思えてきます。


地元で採った漆を地元で引いた木地に塗って使っていた・・・
これもひとつの‘地産地消’といえると思うのですが、昔は当たり前のことだった
こうした暮らしのシンプルさが難しくなっている今、一年の半分は漆を採り
半分はその漆で器を作る猪狩さんはそのシンプルな暮らし方を淡々と気負うことなく
体現されていて、小福らはそんな猪狩さんをよくあらわしている器だなぁと感じます。


ZZZZZZZIMG_3262.JPG
↑小福ら (小サイズ) 径8.2cm 高さ4.8cm ¥5,460

ZZZZZZZIMG_3272.JPG
↑小福ら(大) 径9.3cm 高さ5.6cm ¥5,985

ZZZZZZZIMG_3273.JPG
↑大と小を重ねたところ


猪狩さんは「小福ら」について、次のように話していました。

 
『すごく優しい形をしているわりには器としての主張も古すぎず、
新しさもほどほど出ていると思います。
大の方はぐいのみとしてはサイズが大きいかなと思いますが
岩手のある造り酒屋の若旦那が「この大きさがちょうどいい」と言っていました。
器になみなみと注ぐのではなく、4分5分くらい注いでちびちび傾けるといいそうです。

用途は酒飲みではありますが、意外だったのは子供の為のお食い初め椀として
購入された方がいたことです。またご高齢の方がこのくらいの器でご飯を食べたいと
購入されていったこともあります。
使う人によって色々と変化する器なのでしょうか。

「こぶくら」という名前は誰にきいてもなぜこの名前になったのかわからないようです。
ひらがな表記しかわかっていないので、漢字はわたしが勝手に当てはめてみました。
この器を使って小さい幸福がたくさんできればいいな、という気持ちからです』




作り手の思いや背景を感じると、器を使うときの気持ちもかわってきますね。
お酒の味も違って感じるかもしれません。
もちろんお酒だけでなく、小鉢や椀に、自由に楽しくお使いいただきたいのは
いうまでもありません。



Calendar
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>
いちょう Instagram ↓
Instagram
田園調布いちょう WEBSITE
image.jpg
Selected Entries
Categories
Archives
Links
Profile
Search this site.
Others
Mobile
qrcode
Powered by
30days Album
無料ブログ作成サービス JUGEM